【道の駅】道南マイナードライブコース【車中泊】

ドライブコース

旅の目的

まず初めに今回の旅の目的。
今回は道南方面のみんなが知ってる有名スポットではなく、道民目線の穴場な遊びスポットの開拓を目的としました。

冒険

今まで北海道内各地で遊んできた筆者ですが、今回は「行ったことのない場所に行ってみよう」というテーマで一泊二日車中泊の道南方面のドライブを計画しました。

道南方面と言えば真っ先に函館を思い浮かべますよね。

筆者も本当に大好きです。函館。

ですが今回は行ったことのない場所が目的なので普段の函館へ向かうルートではなく、海沿い日本海側のルートで遠回りしながら道南方面へ向かいます。

しかも贅沢に函館には寄らず、道南の魅力を深掘りしていきます!

今回の大まかな移動ルート

道の駅スタンプラリー

そして筆者の大好きな道の駅スタンプラリー

毎年挑戦しては完走することなく何に応募するでもなく自己満足で終えるコレ。

各道の駅で300円で購入できます



函館は大体年に1回は行きますが、札幌から向かう場合太平洋側を通るルートが主なので日本海側の道の駅は行ったことがありませんでした。

今回はいい機会なので「可能な限り道の駅スタンプを押す」ことも目的の一つとしました。

車中泊

十年ほど車中泊を楽しんでいる筆者ですが、毎年毎年試行錯誤しながら仕様変更しています。

今年も夏を前に車中泊の車内改善ポイントを探るために、過ごしやすい今の時期に車中泊の決行を決めました。
真夏は暑いと眠れないので、この時期がチャンス。


今回の車中泊での改善ポイントを簡単に

  • ベッドキットにウレタン追加
    硬かった…。
  • 暑さ対策で網戸またはスポットクーラー導入
    今回は問題なかったが夏は無理そう。
  • 着替えとタオルの小分け化
    準備不足。ジップロックでセット組が良い。
  • クーラーボックスの性能改良
    現在のクーラーボックスで保冷効果を上げられるよう調べる。



そして昨今のキャンプ・車中泊ブームもあり、道内の車中泊スポットの可否や混み具合も見ておきたかったので…。

今回のように移動を目的としているときは設営・撤退の作業が不要な車中泊が圧倒的に便利です。

ラッキーピエロ

我が家の大好きなラッキーピエロ
道民の方はご存じだと思います。

道外の方に簡単にご紹介すると、北海道でも函館を中心に道南方面でしか食べられないハンバーガーチェーンです。

連休時などは道内道外からくるお客さんで信じられないくらい混みます。

余市

最初に向かったのは余市。

ここも何回か来ているので休憩と道の駅スタンプを目的に。
この日は天気も良かったので多くのお客さんで賑わっていました。

道の駅【スペース・アップルよいち】

今回は一日目午後出発だったこともあり宇宙記念館は入場せず。
代わりにはやぶさ模型の前で記念写真を撮りました。笑

道の駅店内は宇宙に関する商品が充実。

写真のように「錯覚の部屋」というちょっとした体験スペースもあり。
三半規管が弱い人は注意してね!

個人的にNASAのロゴキャップが欲しかったんですが似合わなかったので諦めました。

NASA・JAXAのキャップが欲しい人は是非。
余市で買えます。

ニッカウヰスキー北海道工場

お隣には有名なニッカウヰスキー北海道工場があります。
余市と言ったらこちらの工場見学とフルーツ狩りなどが人気の観光ではないでしょうか。

筆者は絶対試飲がしたいのでコロナが落ち着きかつハンドルキーパーがいるときじゃないと行けません。
(あくまでも筆者は、ですよ)


現在、工場見学は完全予約制なのでご希望の方は公式ホームページを確認してみてくださいね。

積丹

積丹も筆者の大好きな場所の一つ。
「積丹ブルー」と呼ばれる岬からの景色は絶景ですよね。
真夏の神威岬、おすすめです。

積丹と言ったらうに丼

今回はマイナー紹介をしたいので、積丹と言ったらうに丼説をご紹介。


道外から観光の方も北海道と言ったら海鮮、しかも美味しいうに丼が食べたい!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まず、筆者の中ではうに丼=積丹の一択です。
筆者の周りの友人知人も「どうせ食べるなら積丹」が定説。

うに丼って道民にとっても高級なのでどうせ高いお金を出して食べるならより美味しいものを食べたいと皆思います。
この気持ちはきっと全国共通ですね。


筆者調べにはなりますが、道民同士の会話から生まれた統計をもとに「最高のうに丼を食べられるのはどこか」という疑問にお答えします。

「お食事処みさき」

「さわ」


の二つです。

異論は認めます。
むしろ他にも絶品のうに丼知りたいです。
何故なら、今回食べ損ねたから…

のんびり旅で間に合いませんでした…

北海道旅行でうに丼のために積丹というのは移動時間がかかってしまうので、なかなか難しいかもしれません。
たっぷり時間をかけられる方には、夏の北海道旅行に積丹ブルーとうに丼の贅沢な旅をおすすめします。

岬の湯 しゃこたん

今回の我が家の積丹の目的がここ。
「岬の湯 しゃこたん」

キャンプや車中泊をしていると、各地のお風呂も楽しみの一つ。

こちらの推しポイントは「露天風呂から見る夕日」です。
なので必然的に日暮れ付近がおすすめタイム。


積丹に行くといつもここに寄っていたんですが、なんと2022年6月1日にリニューアルオープンしていたんですね。

岬の湯 しゃこたん


営業時間

4月~10月 11:00~20:00(最終受付19:30)
7/20-8/20 10:00~20:00(最終受付19:30)
11月~3月 12:00~20:00(最終受付19:30)

定休日

4月~10月 水曜日(※7/20~8/20は無休)
11月~3月 水・木曜日(祝日は営業)

リニューアルで売店も大きく変わり「シャコタンマニア」と書かれたグッズもありました。
お座敷も広くてのんびり休めます。

強いて言うなら夏場は海水浴帰りの方も多いため脱衣所等の砂汚れが気になることも。
リニューアルしてそこも改善されていることに期待です。

あとは入場料金がお高めなので、夕方ならここが一番おすすめですが別の時間帯であれば筆者は別の場所を選びます。
(露天風呂からの真っ赤な夕焼けは本当にみる価値有り!!)

東しゃこたん漁協直売所 ふるびら

積丹手前の古平では直売所に寄り道してみました。

普段は通り過ぎるようなところも気になったら行ってみるのが今回の醍醐味。
(それでうに丼間に合わなかった説)

たまたま寄ったこの直売所のソフトクリームがとっても美味しかった!!

ゴ〇ィバにも引けを取らない濃厚さで新たな発見に大満足の寄り道でした。
是非また食べたい。

夕日

昼間の積丹ブルーも良いが夕日も素敵。
日本海にせり出した地形なので見晴らしが良いのです。

積丹は展望台がいくつもあります。

いざ車中泊

今回の車中泊について紆余曲折と反省点。

意外と大変な車中泊の場所選び

これまで車中泊では道の駅にお世話になることが多かったんですが、実は道の駅は基本的には車中泊NG。

この記事を執筆中に知りました。

筆者も知らなかったので驚きとともに無知を反省。
今後は車中泊場所について事前に入念なリサーチを行います。

「道の駅」は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。

もちろん、「道の駅」はドライバーなど皆さんが交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことはかまいません。

国土交通省>休憩施設「道の駅」より引用

つまり、仮眠は良いが宿泊はNGというのが国土交通省の方針なんですね。


仮眠が何時間までを指すのかはわかりませんが、筆者の場合睡眠のみなので仮眠とみなしてもらえるでしょうか。

今回は当初の予定では道の駅【みなとま~れ寿都】を予定していました。

ですが現地に着くと想像以上に駐車場が小さめで駐車場規模に対して駐車が多く、たまたまですが規則的に一台置き間隔に停められていたのでなんとなく停めづらい。

今回の反省点は到着時間の遅れ

車中泊をしていると隣の車の開閉の音などは結構気になります。

なので利用者みんなが気持ちよく過ごすためにも遅い時間の行動は慎重になります。

筆者の場合、到着が遅くなったときは他の方が既に就寝している可能性も考えて駐車スペースにゆとりがない場合は移動します。


翌朝寿都の道の駅を見たくて寿都を予定しましたが「また寿都に来る用事ができたぜ」と寿都を後に更に移動。

道の駅【よってけ!島牧】

次の道の駅はラッキーなことに広い駐車場に車は少なめ!

近隣にコンビニ等がないのも理由かもしれません。

端っこにお邪魔して無事仮眠場所を確保です。
(仮眠ですよ、仮眠させていただきました)

夜中も数台トイレ利用の方が見えたので道の駅って本当ありがたいな、と。
無料で24時間トイレを貸してくれるって冷静に考えて神ですよね。


そして翌朝は準備しながら道の駅の開館を待ちます。
お世話になった道の駅には少額でも必ずお金を使うのがマイルール。

今回朝のコーヒーセットを忘れてしまったので道の駅で調達。
ご当地お菓子とセットで250円。

あとはシマエナガちゃんのピンバッジを購入。

レストランは残念ながら休業中でテイクアウト販売を行っているとのことでした。

そしてここで急に思い立った
「スタンプだけじゃなくマグネットも集めたい」
という欲望。

1個120円でコレクションとしても楽しめる上に、道の駅を使わせてもらってる身としては「ありがとう」の気持ちで特に欲しいものがない駅でもすべての道の駅で買えるのも嬉しい。


何故前日余市で気付かなかったんだ、
むしろ数年前の知床でなぜ買わなかったんだと悔やまれますが、また行けばいいでしょう。


今回を機に車中泊についての理解をより深める必要を感じたので、こちらも追って記事にしていきたいと思います。

冒険ドライブ

二日目は思うがままに海岸沿いを走らせて、気になるところを探検することに。

ちなみにこの海岸沿いの国道228・229号線を通称「日本海追分ソーランライン」と呼びます。
北海道らしいネーミングで愛着がわきますよね。

弁天岬

この日は不安定な天気で晴れたり降ったりでした。

あまり水質は綺麗じゃないので海遊びはできませんが、景色を見たり釣りをする方には楽しめそうな場所でした。

そして裏側にはカモメの大群。
カモメのお家だったようです。

三本杉海水浴場

水温が上がればあの岩まで泳いで行けそう!

今回の旅で一番嬉しい発見がこの海水浴場。

こんなに綺麗な海があったのかと思うほどの透明度。
まだまだ水温が低く今回は波打ち際で遊ぶのみでしたが、真夏のキャンプは是非ここに来たい。

シャワー・トイレもあり売店も充実。

この後は雨が続き、スタンプラリーを押しながらラッキーピエロへ向かいました。

乙部町内では昨年の館浦トンネル手前の崖崩れにより迂回路となっていましたので、ご注意ください。

江差

初めての江差町です。
北海道は広く長年住んでいても未だに行ったことのない場所が沢山。

実際に行ってみるとお店も充実していて過ごしやすそうな地域でした。

道の駅 【江差】

小さめの道の駅ですが中に入ると杉のいい香りでとっても癒される。
真後ろが海なので駐車場からの海を一望できます。

ラッキーピエロ 江差入口前店

今回の目的の一つである「ラッキーピエロ」

数々の店舗がありますが、店舗によって内装のテーマが違うんです。
今回お邪魔した江差入口前店は店中「オードリー・ヘプバーン」だらけ。

可愛いですよね~。
正直に書くと、ソファとかところどころ破けてるし店員さんの年齢層異常に高くないか?と思ったりもするんですけど、その田舎感もまた良きかな。と思えちゃいます。

個人的には夜の「峠下総本店」がキラキラしてて別世界に言ったような気分になるので一番好きです。

そしてこれだけは大きな声で言わせてください。

ラッキーピエロで一番おいしいのはかつ丼。

ハンバーガーチェーンなのにかつ丼がめちゃくちゃ美味しい。
しかも税抜き490円の破格。
今回もしっかり注文し、更に3つテイクアウトです。笑

チャイニーズチキンバーガーが鉄板商品ですが、今回はかつ丼の他にてりやきバーガーとチーズバーガー、更に大好きなラキポテにしてみました。
ごまシェイクもおすすめ。

チーズバーガーがとろっとろのチーズクリームたっぷりですごく美味しかったんですが胃にずっしりときて年齢を感じたのは内緒です。

上ノ国

いよいよここまでくると次はいつ来れるかわからないゾーンに。
江差までの予定でしたが、せっかくここまで来たのでもうひとスタンプ。

結果、行って良かった。かみのくに。

道の駅【上ノ国もんじゅ】

いろんな道の駅に行きましたが、筆者的にはなかなか上位に入ります。
建物は綺麗で広く売店も充実、北海道らしい自然を感じられる最高の休憩スポット。

というのも、この先さらに南下しようと思ったら次の道の駅まで50㎞以上あるので必ずここでトイレ休憩をはさんだ方が良いと思います。
長距離運転の事故防止のためにも是非。

ポケふた

更に行って良かったと思うのがこのポケふた
上ノ国がポケふた設置場所だったのです。

世界に一枚のマンホール

「ポケふた」とは

ポケモンの絵が描かれたマンホール蓋『ポケふた』が全国で次々に発見されています。

ディグダが掘った穴の跡に、その「しるし」として誰かが絵を描いているというウワサ。

次の「しるし」は、どこに現れるのでしょうか。

ポケモンマンホール ポケふた より

さすがに北海道内のポケふた制覇はハードルが高そうですが世界に一枚と言われると写真を撮りたくなっちゃうしグッズを買いたくなってしまう。
それにしてもかわいい…。

あっさぶ

ここからは日暮れに差し掛かり帰宅ルートです。
五時間かけて札幌へ帰ります。

道の駅【あっさぶ】

閉館時間に間に合いあっさぶも寄れたのはラッキー。
なかなか通る機会もないのでサクッと寄る予定がしっかりお買い物。

野菜が安くてたんまり買い込みたかったのですが、車内スペースも限られているため美味しそうなかぶとアイコトマトと大葉の苗を買ってみました。
苗100円って破格ですよね。
すぐに元取れちゃいそう。

そしてお土産に買った黒豆チーズケーキ
丁度良いサイズで酸味が効いてて美味しかったです。

帰宅ルート

そして田舎あるある。

GPSが狂って海上にいたり逆走したりは日常茶飯事なんですが、今回山の中でgoogleナビが止まっちゃっていたらしく、しかもそれに気付かず進んでいたんです。

大幅に遠回りして危うく函館入りするところでした。笑
初めて通る道は曲がるところもわからず失敗しがち。

青が予定していた帰宅ルート。赤線のまま進んでしまい気付いたら七飯手前・・・。

こんなハプニングもありながら、そして閉館後の道の駅を横目に通り過ぎながら(笑)
無事一泊二日の旅を終えました。

道の駅まとめ

今回スタンプを押せた駅を勝手に点数付け。

そして残念ながら開館時間外だったが通過した道の駅もまとめましたので、道の駅スタンプラリーを楽しんでいる方のドライブルートの参考になると嬉しいです。

スタンプ押印駅

道の駅点数(10点満点)特徴
スペース・アップルよいち4点札幌から近いことが最大の利点。
よってけ!島牧6点駐車場も広く、売店も充実。
てっくいランド大成2点かなり小さい道の駅。
ルート229元和台5点女子トイレの個室が超広い。トイレ加点1。
江差3点大成より小さいがオーシャンビュー加点1。
上ノ国もんじゅ7点施設良し景色良し。ポケふた加点1。
あっさぶ5点売店充実だが駐車場は小さめ。
※あくまでも個人の感想です

通過駅

  • オスコイ!かもえない
  • いわない
  • シェルプラザ・港
  • みなとま~れ寿都
  • くろまつない

楽しみ方

トイレ休憩や長距離運転時のリフレッシュはもちろんのこと、ご当地グルメも楽しめるのが道の駅の楽しみの一つ。

更に300円のスタンプラリーブックがあると駅ごとにスタンプラリー提示でソフトクリームや温泉施設の割引がある駅も多数あるので要チェックです!
300円分はあっという間に元が取れちゃいますよ。


また、完走しなくても5駅以上で応募できるコースもありますし、開館時間外や休館日でスタンプが押せない場合は10駅まで「本人・スタンプラリーブック・道の駅がわかる看板等」が入った写真をスタンプページに貼ることでスタンプ押印の代わりにできるので、無理なく楽しめると思います。

島牧から突然始めたマグネット集め

余市では買わなかったため全部で6枚のマグネットを買えました。


道の駅の店員さんって優しい方が多くて、何も知らずマグネットを買うと「台紙は持ってる?」と声をかけていただきました。

パッケージ右上の番号が書かれたシール、これを台紙に貼って全て集まると景品がもらえるそうです。
店員さんが教えてくれなかったら絶対捨てていたので本当にありがたい・・・!!

しかも「スタンプラリーと違って期限はないから何年かかってもいいんだよ。」と。
それなら気軽に長く楽しめそうですよね。
更に道の駅が大好きになったエピソードでした。

旅の感想

正直な感想は「一泊二日では強行突破感があるが楽しかった!!」です。

今回は道南マイナードライブルートでしたが道南は自然を感じられる場所が多く、海も山も楽しめるのが魅力ですね。
実際山道を通っているときは「何か動物いないかな」とワクワクしちゃいますし、海岸線を走ってると景色一つ一つも「あの岩かっこいい!」「あの山の地層すごい…」と楽しめるものです。

いつもの「お気に入りの場所」も良いけれど、せっかく北海道に住んでいるなら行ったことのない場所に足を延ばすのも良い楽しみ方だなと実感できた旅でした。

そしてまだまだ行きたいところがたくさん。

どうか…
ガソリン代下がってくれ~…
と切実に思うのでした。

お付き合いいただきありがとうございました。

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